B-144 ツヴァイロンギヌス.Dr.Sp' 滅 レビュー
さて、皆さん。
皆さんは、傾奇者は好きでしょうか。
通常のものとは少し違う。
セオリーとは真逆のことをする。
場合によっては怒られることですが、バトルもののアニメや漫画ではそういった「セオリーから離れているキャラクター」に憧れたり、カッコいいなと思ったりしますよね。
ということで今回紹介するのはこちら。
「B-144 ブースター ツヴァイロンギヌス.Dr.Sp' 滅」です。
このベイがどう"傾いている"のか、レビューもかねて解説していきます。
なぜ"傾奇者"なのか？
ベイブレードはベーゴマを模したオモチャです。
そしてコマは回転します。
ベイブレードは基本的には右方向に回転するのがセオリーです。
しかしこのロンギヌスは左方向に回転します。
それはつまり、右方向に回転するベイと正面からぶつかるということになります。
傾いてますね。
しかし。皆さんもお気づきかもしれませんが、4年も続いていると左回転のベイはさほど珍しくありません。
GTレイヤーシリーズの時点ですでにファブニル、バハムートと2つの左回転レイヤーが存在しています。
じゃあ傾いてないじゃん！と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
このロンギヌスというベイは、ベイブレードバーストにおける左回転の元祖なのです。
そしてこのロストロンギヌスは、ベイブレードバースト史上初のレイヤーにメタルを搭載したベイです。
ひとつ前のシリーズに超Zレイヤーといったものがあり、レイヤーにメタルを搭載しているのが特徴なのですが、ロンギヌスはそれらの元祖でもあります。
そう、ロンギヌスというベイはまさに今のベイブレードを育てた立役者なのです。
傾奇者が今のベイブレードを築き上げたと考えたら、最高にカッコよくないですか？
僕はめちゃくちゃ好きです。
そしてツヴァイロンギヌスは、そんな元祖傾奇者が3度目の進化を遂げた姿なのです。
そんな進化を続ける傾奇者、ロンギヌスが、どのような進化を遂げたのか。
じっくり見ていきましょう。
ツヴァイロンギヌス.Dr.Sp' 滅
破滅の槍、ロンギヌスモチーフ。
超重量のメタルを搭載した大型アッパー刃で相手を弾き飛ばすアタックタイプのベイブレード。
パーツ構成
- レイヤー
ガチンコチップ「ロンギヌス」
破滅の槍、ロンギヌスモチーフ。大きく硬い2つのロックを持つ左回転のガチンコチップ。
左回転版ヴァルキリーチップ。通常の4つのロックではなく、とても硬い2つのロックを持つのが特徴。
ウェイト「滅」
レイヤーに内蔵する重り。重さを左右2ヵ所に集中させ、ベースの攻撃性能をさらに高めるウェイト。
ベース「ツヴァイ」
超重量のメタルを搭載した大型アッパー刃で相手を激しく弾き飛ばす超アタックタイプのベース。
GTレイヤー初のメタル搭載ベース。大きくせり出したアッパー刃の攻撃力は破格。
- ディスク「ドレイク」
左右2ヵ所に重心が偏ったドラゴン型の刃で相手に強力な一撃を与えるアタックタイプのディスク。
ロックが一つ進むことでディスクのドラゴン部とレイヤーのドラゴン部とウェイトのメタルが重なる。
この状態は強力な一撃「メタルストレートブロー」を繰り出すことができる。
- ドライバー「スパイラルダッシュ」
渦巻き状の軸先がスタジアムにグリップし、超暴れまわる。強化バネが内蔵されていることで、攻撃力がさらに上がったアタック系ドライバー。
ロストロンギヌスに付属されていたり、春のドライバーキャンペーンで配布されていたスパイラルドライバーのバネが強化されたことでバーストされにくくなっているバージョン。
軽く使ってみて
非常に扱いやすく、とにかく強い。めちゃくちゃ弾いてオーバーフィニッシュを決めに行けるし、バーストも誘発させやすい。低速も高速も使い分けられる、まさに「ロストロンギヌスの再来」。扱いにくいということもなく、こいつと一緒に頑張ろう！と思える一品。これで始める！というのもお勧めです。
次回はベノムディアボロスか、初心者向け解説記事を書きたいなと思います。
では、また。
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