CV会沢紗弥のアイドルで始めよう!Z/X ペクティリスのススメ
こんにちは。
すっかり夏も終わりを告げようとしているこの頃、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は一度シンクロトロンの記事を打ち切り、本日発売の新弾「サマーステージ!!」で強化された「ペクティリス」について紹介します。
ペクティリスとはなんぞや?
ペクティリスはB20『祝福の蒼空』より登場したリーファーのゼクスです。ストーリーの中で覇神ギルガメシュを討伐した記念として開催された「破神祭」の主役として抜擢されたアイドルであり、後にアイドルグループ「SHiFT」のメンバーになります。
CVは『アイドルマスターシンデレラガールズ』で関裕美さんを演じている会沢紗弥さんです。
ペクティリスの特徴は『降臨』を持つゼクスエクストラながらディンギルという種族を持たず、緑、青、白と3色をデフォルトで使用するのが特徴です。
そしてそんなペクティリスのデッキは、『八方美神春風の姫ペクティリス』を中心に、リソース、チャージ、トラッシュ、手札という盤面のほとんどに干渉しつつ、ライフを回復しながら守り抜くディフェンスタイプのデッキです。
今までプレイヤー指定がないことを活かして様々な使い方で活躍してきましたが、構築難易度の高さや初心者が触れにくいカードの採用を要求されたりと難しい面が多かったデッキでした。
しかし今回専用のプレイヤー「ペクティリスP」が登場し、デッキの半分以上をペクティリスのパーツで埋めることができるようになったので、初心者〜中級者でも工夫次第で簡単に組めるようになりました!
レシピと立ち回りも載せたかったんですが、未だに構築が定まっていないこともあり、今回は「サマーステージ!!」に収録&再録されたカードに焦点を当てて紹介していきます。
こんな人にオススメ
・ライフ回復を駆使して守り抜くプレイスタイルの方
・自由にデッキのサブウェポンを選択したい方
・ドルオタの方
・芸能界の闇を知るアナタ
・プロデューサーの方
新弾&再録カード紹介
※は再録カードです
『八宝美神 春風の姫ペクティリス』※
このデッキの最も主軸となるカードです。
登場時に2ドロー、2リソースブースト、リソースからゼクス1体をノーマルスクエアに出し、ライフが3以下であればライフを1回復します。
ゼクスでも珍しい純粋なライフ回復札であり、出てくるだけで爆発的なアドバンテージを獲得できます。また、リソースから出すゼクスに指定はなく、どんなゼクスでも場に出すことが可能です。
『はじめてのマイソング夢で想う』※
『はじめての衣装エンジェル&ブルーローズ』※
『春風の姫』を降臨させるために必要なイベント2種です。「ペクティリスのフォースにすることで効果を発揮する」「ペクティリスのフォースである間、フォースとなっているペクティリスのコストを2上げる」共通効果があります。青のイベントである『夢で想う』は、デッキの上から5枚見て1枚を加え、残りを好きな順番でデッキの上に置くイベント。このカードを使った直後に立てるであろう『春風の姫』や『ハーモニアス・ブライド』でリソースに置くカードを事前に把握できる擬似サーチ的役割も果たせます。
『エンジェル&ブルーローズ』は、ノーマルスクエアにある相手のゼクスを山札の下に置くイベントです。戻すゼクスにコストの指定がないイベントなので、攻めでも守りでも大活躍!できればトラッシュに落とすよりハンドにキープしておきたいカードです。
『ハーモニアス・ブライド ペクティリス』
コスト5ながら降臨できる異色のエクストラです。降臨条件はフォースを持つペクティリス1枚で、場に出した時3リソースブーストし、リソースから1枚を加え1枚をトラッシュに置きます。
出来ればトラッシュか手札にいてほしい『夢で想う』『エンジェル&ブルーローズ』を回収でき、『ペクティリス1st single『Bloomin' Sky』』をトラッシュにキープしたりできます。そして純粋に1リソースブーストなので、次のターンには『春風の姫』を立てる準備ができます。(先に自分のリソースが6になるので相手のIGOBを許さないように立ち回れればなおのこと良しですね)
『"清純契騎"ペクティリス』(上/下)※
ペクティリスのIGOBです。チャージのペクティリス1枚をコストにデッキの上から5枚公開し、その中のゼクスかコスト2以下のイベントを合計2枚加えるという効果を持ちます。オーバーブーストのテキストとしては正直かなり地味ですが、その分条件はかなり軽く、『契り』の条件もチャージにペクティリスが1枚でもあれば満たすことができます。今まではオーバーブーストの意味も薄く、単純にプレイヤースクエアを一時的に移動できるという利点が大きい点で利用していたカードでしたが、今弾からは専用のシフトも登場し、重要度がかなり上がっています。
『ペクティリス1st single『Bloomin' Sky』』
ペクティリスのステージレアです。オーバーブーストの効果を使うと、トラッシュから1枚リソースにして、リソースを1リブートします。
清奏姫ペクティリス
ペクティリス専用のオーバーシフトです。登場時『Bloomin' Sky』をトラッシュから発動し、相手のノーマルスクエアのゼクス2体を選択し、1体を手札に戻し、残りを山札の下に置き、手札かリソースからペクティリスを1体ノーマルスクエアに出します。2面除去とノーリスクの1面出しという破格の能力を持っています。(今のシフト見てるとまだこれも普通に思えてくるんですけども)
可憐に舞う狩人ペクティリス
オーバーブースト要求互換のヴォイドブリンガーです。プレイされて登場すれば、リソースからコスト5以下のペクティリスをノーマルスクエアに出せます。ターン終了時にリソースへ帰らないので、リソースが減るという点には注意しましょう。
ペクティリスwithミーリィ
ペクティリスがメインとなるコンビカードです。登場時にノーマルスクエアにいる相手のゼクス1体にパワー-5000を振る効果とデュナミスに表向きのリーファーがあれば、手札かリソースからコスト3以下をコストを支払わずにプレイする効果があります。一見『希望の合言葉スノードロップ』のような効果ですが、このカードの最大の特徴は「コスト3以下の"カード"を"プレイ"する」ということにあります。先述した『可憐に舞う狩人』をプレイできるほか、リソースに落ちてしまった『契り』をノーコストで使用することができます!これが今回のペクティリスの最大の強みといってもいいでしょう。このゼクス自体も7コストでパワー10500のゼクスであるため妨害力も高めです。ただしこのカードは無色なのでそこだけは気をつけましょう。
懸命快走ペクティリス
コスト5のペクティリスで、登場時に手札から2枚までフォースを与えて、与えたフォースに応じて能力を発揮します。1枚フォースがあれば1リソースブースト、2枚あれば相手のノーマルスクエアのゼクス1枚をリソース送り、イベントが入っていれば1枚ドローできます。序盤思ったように手札が振るわない場合は微妙なカードではありますが、このデッキは中〜終盤にかけて手札が異常に余るのでその手札の処理をしつつ盤面除去も行える器用な子です。
シャイニーウォーク ペクティリス
登場時にトラッシュから2枚フォースを得て、フォースにある色の数だけデッキの上からカードを公開し、その中から1枚を加えて残りを山札の下に置きます。『スノードロップ』に頼らずとも一人で『春風の姫』にアクセスできる貴重なカードです。
始まりの出会いペクティリス
ペクティリスのスタートカードです。
リソースのペクティリス1枚に青か白を与えて1枚ドローするというシンプルなテキストになっています。このカード自体もペクティリスの名を冠しているので『ハーモニアス・ブライド』に繋げやすいという利点がありますね。
今まで様々な武器を持ちながら戦ってきたペクティリスも、気がつけばペクティリス専用の構築ができるようになりました。僕としてはなんだか感慨深いものがあります。
ただ、このデッキで気をつけなければならないことが一つだけあります。
それは、「デッキをシャッフルしたりデッキの下に置いたりデッキの上に置いたりするので処理を間違えやすい」ことです。
いや、これマジなんです。ペクティリスのプレイミスの理由ナンバーワンまであります。本当に気をつけましょう。
ペクティリスのような変わった特徴を持つゼクスは他にも存在しますが、その中でも特に異色なペクティリス。
ライフ回復とリソースを駆使して守り抜きながら競り勝つペクティリスで、レッツエンジョイZ/X!!
次回こそはシンクロトロン後編をアップします!