B-150 ブースター ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈 レビュー
さて、みなさん。
みなさんは主人公はお好きでしょうか。
僕は所謂主人公キャラが大好きで、特に未熟な主人公が成長する物語が大好きです。
というわけで今回紹介するのはこちら!
『B-150 ブースター ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈』です。
前代主人公・赤刃アイガが操るアキレスがGTベイとなって登場!
めちゃくちゃアツい!期待大です。
この前代主人公機の新しい姿が、どのように仕上がっているのか見てみましょう。
あのさぁ!(不良個体でした)
ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈
英雄アキレスモチーフ。
2タイプに切り替えられるベースとディスク、3タイプに切り替えられるドライバーを持ち、様々な戦い方に切り替え可能なバランスタイプのベイ。
レイヤー2タイプ、ディスク2タイプ、ドライバー3タイプと、計12タイプに切り替え可能な正に「万能」なベイ。
前回のロードスプリガンとはまた違った形での万能ベイの登場です。
ユニオンアキレス 烈
ガチンコチップ『アキレス』
英雄アキレスモチーフ。硬いロックと標準的なロックを交互に4つ持つ右回転のガチンコチップ。
ぱっと見ドラゴンの上位互換か?と思ったのですが、見比べてみると案外互換性能な気がします。
ウエイト『烈』
レイヤーに内蔵する重り。3つの重心でブレた攻撃を生み出す重めのウエイト。
ブレたとは言っていますが実はかなり安定するウエイトです。僕が一番好んで使っているウエイトかもしれません。
ベース『ユニオン』
攻守バランスのとれたスピードモードから、専用パーツを装着することで攻撃に特化したパワーモードに切り替えられる、バランスタイプのベース。
画像1枚目がスピードモード。軽量かつバランスの取れたモードで、持久向きです。
画像2枚目がパワーモード。3gの追加パーツ「ユニオンソード」を装着し、攻撃に特化したモードです。
正直これに関しては基本的にパワーモードを使えばいいんじゃないかなと思います。パワーモードを使ったから偏った!みたいな雰囲気もぱっと見感じられませんが、スピードモードははっきり軽いのかアタックの際は暴れ回るし空力の音も少しだけ大きいので、違いはあるのかも…?
ディスク『コンバート』
周囲のガードパーツによって重心が整ったノーマルモードと、攻撃的な偏重心モードに切り替えられるバランス系ディスク。
周囲の黄色いガードパーツを移動させることでメタルパーツの重心を移動させ、2つのモードに切り替えられるディスク。
神レイヤー時代を生きた人にわかりやすく言えばアルタークロノスのディスク版です。
GTベイはディスクのギミックが神レイヤー時代を彷彿とさせてくれるのが嬉しいですね。神レイヤー好きとしては嬉しい限りです。
ドライバー『エクステンドプラス』
相手に合わせて軸先を攻撃、防御、持久の3タイプに切り替え可能なバランスタイプのドライバー。
言わずと知れた超万能ドライバーです。特に持久モードでの粘りは様々な局面で活躍していますね。
使ってみて
前回のロードスプリガンと比べてしまうとどうしても見劣りしますが、めちゃくちゃプレイバリューが高いベイです。まず12パターンも遊べる時点でおもちゃとして正解なんです。アタックに振り切ればめちゃくちゃ暴れてぶん殴るし、スタミナに振り切ればしっかりと粘る。バランスタイプとしてあまりにも「正解」です。最近始めたあなたにも、長く遊んだあなたにも、万人にオススメできるベイと言っても過言ではありません。是非、手にとってほしいです。
次回はなんの記事を書くんでしょうね。あんまり決まってません。Z/Xの記事はいくつか書き溜めてるので、それを書くかもです。
では、また。
P.S.
ベイブレードオフ会、企画中です!
1/18か19に、東京で開催予定です!(予定は参加希望者次第で全然変えます)
知り合いの知り合いの知り合いくらいまでなら余裕で誰でも参加OKなので、よかったらどうぞ↓
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ベイブレードバースト B-150 ブースター ユニオンアキレス.Cn.Xt+ 烈
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誰よりも熱く誰よりも強く抱き締めたい Z/X シンクロトロンのススメ③ 頼れる仲間たち編
さて、このシリーズ「シンクロトロンのススメ」もついに後編です。
今回は、前回紹介できなかったシンクロトロンのカード紹介なんかをやっていきます。
今回の記事は便宜上スクエアの場所に下のような番号を振って説明しています。
相手側
123 2は相手Pスクエア
456
789 8は自Pスクエア
自分側
頼れる仲間たち
シンクロトロンと七尾 人機の絆
紅蓮の大刀シンクロトロン
七尾とシンクロトロンのリソースリンクです。
七尾側は1コストで『電撃機械エレキテル』と同じ効果を発揮するイベントの側面と、相方である『紅蓮の大刀』がリソースに置かれている状態でリソースに置かれた時、リソースの『紅蓮の大刀』をスリープすることで手札から1,3,5,7,9のスクエアに「トロン」のゼクスを場に出します。ターン終了時に手札に帰ってしまいますが、5コストや4コストのトロンの化け物たちが1コストで場に出せるというのが最大の強みです。リソースに置かずとも殴り終わったゼクスをこじ開けてハンドリソースに変換する、『神滅機兵ペネトレイト』の効果を起動させることができるイベントとしても有能です。
シンクロトロン側はリソースに置かれた時『人機の絆』がリソースにあれば、2枚引き1枚をデッキに戻してシャッフルする効果があります。この効果自体は事故ケアにある程度有効なのでハンド面が不安な時は狙っていきましょう。またこのゼクスはコストが2なので『マスプロトロン』でリソースを起こした時にそのまま場に出せたり、駄目押しに使えたりとなにかと小回りの効くゼクスなところも偉いです。変幻機忍と違って出す場面を選ばないですしね。
イレギュラーX 崩刃裁機ブライトロン
バケモン。ウェイカーLv3でアタック時に1枚ドローして手札から2以外の好きなスクエアにコスト4以下のキラーマシーン1体を出します。デメリットはありません。このカードをいかに適切なタイミングで握れているかは、勝敗に大きく影響していると言っても過言ではないでしょう。4コスト以下であればもうなんでもいいので、『マスプロトロン』や『オリジナルXⅢ Type.EX』のような追加展開に繋がるカードを出して連打に繋げて、締めに『ギャザリング』を出してガンガン叩くと気持ちいいです。
オリジナルXⅢ Type.EX
自分のキラーマシーンを破壊して、そのゼクスがいたスクエアに破壊したゼクスと同じコストのゼクスを手札から出す効果を持つキラーマシーンです。トロン名称では無いので少々扱いが難しいカードですが、叩き終わった『ギャザリング』を割って『ブライトロン』に変換したり、序盤に『全力出撃!シンクロトロン』を割って『電撃機械エレキテル』に変換したりと器用なことができます。ほんとトロン名称ついてくれないかしら()
神秘の機甲武者シンクロトロン
リソースが5枚以上の時、場のキラーマシーン1体につきコストが1減るシンクロトロンです。気軽に出てこれるコストに減るとディンギルに繋げやすいうえ、『Type.EX』で『ブライトロン』に変換できたりと扱いやすいです。しかもシンクロトロン名称を持っているのであらゆるコンボに繋がりやすいといいこと尽くしのカードです。しかし欠点として手札でコストが減っているので『ハイタイドウェイバールートヴィヒ』などのウェイカー条件に使ったり、『Type.EX』でコスト5のゼクスを破壊した時には使えないので注意しましょう。
電撃機械エレキテル
散々ここまでの説明で登場してきたので今更説明する必要もないと思いますが、果てしなく便利なカードなので紹介していきます。ライフリカバリーを持つゼクスで、スクエアのこのカード以外の自分のキラーマシーンを破壊して1枚ドローする起動効果を持っています。起動効果なので殴られにくいところに置いて他のゼクスが殴られている時に効果を発動してもいいし、攻めている時に5,7,9をこじ開けるために使ってもいいし、『神滅機兵ペネトレイト』の効果を構えるために使ってもいい最強カードです。ただしリソースにキラーマシーンが4枚以上置いてある必要があるのでそれだけ気をつけましょう。
他にも紹介したいカードは山ほどありますが、あとは自分の手で回しながら感触、使い方を確かめて欲しいなとも思うので紹介はここまでです。
総括
色々語ってきたこの記事ですが、数あるデッキの中でなぜこのデッキをこんなに推しているのかと言いますと、このデッキは『相手のライフを全部殴り潰せば勝ち』というシンプルなアタックデッキながら、耐える、除去する、立ち回るが自然と身につくんです。武器は殴るという一つだけど、相手の動きを見極める力、苦手を克服するための構築力など、総合的な地力をメキメキ上げることができます。
RPGでも覚えるスキルとか技構成を変えて戦いかたが変わったり、技の組み合わせを知る事でプレイヤースキルも成長しますよね。だいたいそんな感じです。
攻めるデッキだからこそ負けは「攻められなかった」というシンプルな理由に帰結し、「じゃあどう攻めれば勝てるんだろう」を考えて次に繋げるという反復練習もできて、トライ&エラーを繰り返すうちに自分が前より強くなってることを実感できるんです、マジで。(そりゃあ、カードゲームなので相性的にどうしようもない相手もいますけど…)
これからZ/Xを始めたいあなたに、Z/Xがわからなくなり始めたあなたに、初志貫徹の権化と言ってもいいシンクロトロンをオススメします。
以上、「Z/X シンクロトロンのススメ」でした!
次はおそらくユニオンアキレスの記事だと思います。リユニオンのゾンネも気になってるのでいい感じのデッキが出来たら紹介できるといいなあ〜なんて思ってもいます。
それではまた次回!
Z/Xについては公式サイトをチェック!
CV会沢紗弥のアイドルで始めよう!Z/X ペクティリスのススメ
こんにちは。
すっかり夏も終わりを告げようとしているこの頃、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は一度シンクロトロンの記事を打ち切り、本日発売の新弾「サマーステージ!!」で強化された「ペクティリス」について紹介します。
ペクティリスとはなんぞや?
ペクティリスはB20『祝福の蒼空』より登場したリーファーのゼクスです。ストーリーの中で覇神ギルガメシュを討伐した記念として開催された「破神祭」の主役として抜擢されたアイドルであり、後にアイドルグループ「SHiFT」のメンバーになります。
CVは『アイドルマスターシンデレラガールズ』で関裕美さんを演じている会沢紗弥さんです。
ペクティリスの特徴は『降臨』を持つゼクスエクストラながらディンギルという種族を持たず、緑、青、白と3色をデフォルトで使用するのが特徴です。
そしてそんなペクティリスのデッキは、『八方美神春風の姫ペクティリス』を中心に、リソース、チャージ、トラッシュ、手札という盤面のほとんどに干渉しつつ、ライフを回復しながら守り抜くディフェンスタイプのデッキです。
今までプレイヤー指定がないことを活かして様々な使い方で活躍してきましたが、構築難易度の高さや初心者が触れにくいカードの採用を要求されたりと難しい面が多かったデッキでした。
しかし今回専用のプレイヤー「ペクティリスP」が登場し、デッキの半分以上をペクティリスのパーツで埋めることができるようになったので、初心者〜中級者でも工夫次第で簡単に組めるようになりました!
レシピと立ち回りも載せたかったんですが、未だに構築が定まっていないこともあり、今回は「サマーステージ!!」に収録&再録されたカードに焦点を当てて紹介していきます。
こんな人にオススメ
・ライフ回復を駆使して守り抜くプレイスタイルの方
・自由にデッキのサブウェポンを選択したい方
・ドルオタの方
・芸能界の闇を知るアナタ
・プロデューサーの方
新弾&再録カード紹介
※は再録カードです
『八宝美神 春風の姫ペクティリス』※
このデッキの最も主軸となるカードです。
登場時に2ドロー、2リソースブースト、リソースからゼクス1体をノーマルスクエアに出し、ライフが3以下であればライフを1回復します。
ゼクスでも珍しい純粋なライフ回復札であり、出てくるだけで爆発的なアドバンテージを獲得できます。また、リソースから出すゼクスに指定はなく、どんなゼクスでも場に出すことが可能です。
『はじめてのマイソング夢で想う』※
『はじめての衣装エンジェル&ブルーローズ』※
『春風の姫』を降臨させるために必要なイベント2種です。「ペクティリスのフォースにすることで効果を発揮する」「ペクティリスのフォースである間、フォースとなっているペクティリスのコストを2上げる」共通効果があります。青のイベントである『夢で想う』は、デッキの上から5枚見て1枚を加え、残りを好きな順番でデッキの上に置くイベント。このカードを使った直後に立てるであろう『春風の姫』や『ハーモニアス・ブライド』でリソースに置くカードを事前に把握できる擬似サーチ的役割も果たせます。
『エンジェル&ブルーローズ』は、ノーマルスクエアにある相手のゼクスを山札の下に置くイベントです。戻すゼクスにコストの指定がないイベントなので、攻めでも守りでも大活躍!できればトラッシュに落とすよりハンドにキープしておきたいカードです。
『ハーモニアス・ブライド ペクティリス』
コスト5ながら降臨できる異色のエクストラです。降臨条件はフォースを持つペクティリス1枚で、場に出した時3リソースブーストし、リソースから1枚を加え1枚をトラッシュに置きます。
出来ればトラッシュか手札にいてほしい『夢で想う』『エンジェル&ブルーローズ』を回収でき、『ペクティリス1st single『Bloomin' Sky』』をトラッシュにキープしたりできます。そして純粋に1リソースブーストなので、次のターンには『春風の姫』を立てる準備ができます。(先に自分のリソースが6になるので相手のIGOBを許さないように立ち回れればなおのこと良しですね)
『"清純契騎"ペクティリス』(上/下)※
ペクティリスのIGOBです。チャージのペクティリス1枚をコストにデッキの上から5枚公開し、その中のゼクスかコスト2以下のイベントを合計2枚加えるという効果を持ちます。オーバーブーストのテキストとしては正直かなり地味ですが、その分条件はかなり軽く、『契り』の条件もチャージにペクティリスが1枚でもあれば満たすことができます。今まではオーバーブーストの意味も薄く、単純にプレイヤースクエアを一時的に移動できるという利点が大きい点で利用していたカードでしたが、今弾からは専用のシフトも登場し、重要度がかなり上がっています。
『ペクティリス1st single『Bloomin' Sky』』
ペクティリスのステージレアです。オーバーブーストの効果を使うと、トラッシュから1枚リソースにして、リソースを1リブートします。
清奏姫ペクティリス
ペクティリス専用のオーバーシフトです。登場時『Bloomin' Sky』をトラッシュから発動し、相手のノーマルスクエアのゼクス2体を選択し、1体を手札に戻し、残りを山札の下に置き、手札かリソースからペクティリスを1体ノーマルスクエアに出します。2面除去とノーリスクの1面出しという破格の能力を持っています。(今のシフト見てるとまだこれも普通に思えてくるんですけども)
可憐に舞う狩人ペクティリス
オーバーブースト要求互換のヴォイドブリンガーです。プレイされて登場すれば、リソースからコスト5以下のペクティリスをノーマルスクエアに出せます。ターン終了時にリソースへ帰らないので、リソースが減るという点には注意しましょう。
ペクティリスwithミーリィ
ペクティリスがメインとなるコンビカードです。登場時にノーマルスクエアにいる相手のゼクス1体にパワー-5000を振る効果とデュナミスに表向きのリーファーがあれば、手札かリソースからコスト3以下をコストを支払わずにプレイする効果があります。一見『希望の合言葉スノードロップ』のような効果ですが、このカードの最大の特徴は「コスト3以下の"カード"を"プレイ"する」ということにあります。先述した『可憐に舞う狩人』をプレイできるほか、リソースに落ちてしまった『契り』をノーコストで使用することができます!これが今回のペクティリスの最大の強みといってもいいでしょう。このゼクス自体も7コストでパワー10500のゼクスであるため妨害力も高めです。ただしこのカードは無色なのでそこだけは気をつけましょう。
懸命快走ペクティリス
コスト5のペクティリスで、登場時に手札から2枚までフォースを与えて、与えたフォースに応じて能力を発揮します。1枚フォースがあれば1リソースブースト、2枚あれば相手のノーマルスクエアのゼクス1枚をリソース送り、イベントが入っていれば1枚ドローできます。序盤思ったように手札が振るわない場合は微妙なカードではありますが、このデッキは中〜終盤にかけて手札が異常に余るのでその手札の処理をしつつ盤面除去も行える器用な子です。
シャイニーウォーク ペクティリス
登場時にトラッシュから2枚フォースを得て、フォースにある色の数だけデッキの上からカードを公開し、その中から1枚を加えて残りを山札の下に置きます。『スノードロップ』に頼らずとも一人で『春風の姫』にアクセスできる貴重なカードです。
始まりの出会いペクティリス
ペクティリスのスタートカードです。
リソースのペクティリス1枚に青か白を与えて1枚ドローするというシンプルなテキストになっています。このカード自体もペクティリスの名を冠しているので『ハーモニアス・ブライド』に繋げやすいという利点がありますね。
今まで様々な武器を持ちながら戦ってきたペクティリスも、気がつけばペクティリス専用の構築ができるようになりました。僕としてはなんだか感慨深いものがあります。
ただ、このデッキで気をつけなければならないことが一つだけあります。
それは、「デッキをシャッフルしたりデッキの下に置いたりデッキの上に置いたりするので処理を間違えやすい」ことです。
いや、これマジなんです。ペクティリスのプレイミスの理由ナンバーワンまであります。本当に気をつけましょう。
ペクティリスのような変わった特徴を持つゼクスは他にも存在しますが、その中でも特に異色なペクティリス。
ライフ回復とリソースを駆使して守り抜きながら競り勝つペクティリスで、レッツエンジョイZ/X!!
次回こそはシンクロトロン後編をアップします!
心に刃(つるぎ) 輝く勇気 Z/X シンクロトロンのススメ②立ち回り編
こんにちは。
今回は前回のシンクロトロン解説の続きで、忍なれども忍ばないシンクロトロンの主な戦い方を紹介していきます!!
前回の記事は↓こちら↓
CV東山奈央と巨大ロボットで始めよう!Z/X シンクロトロンのススメ① - のーばのブログ
主な戦い方
序盤はとにかく相手の動きを見極めていきます。相手がどの色を主力としているのか、プレイヤーは誰なのか、スタートカードの能力はどんなものか、何ターン目から動きが強くなるのかを把握していきましょう。慣れないうちはいきなり攻撃に出るのではなく、相手の手をじっくり観察することも重要です。
慣れてきたら相手の出方と自分の手札次第で序盤からガツガツ攻められるようになれると幸せ係数が高めになります。
5リソース目からはウェイカーやコスト5の有力なアタッカーが使えるようになり、相手を責め崩す下準備になります。キラーマシーンは相手の一手を少し遅らせる厄介なウェイカー『神滅機兵ペネトレイト』を擁しているので、『ペネトレイト』を起点として相手のペースを崩せるととても戦いやすくなります。
相手のリソースが6になってからはIGOBが可能になりますが、使い方を誤るとここまで急に強かったのがよわよわな動きに化ける可能性があるので注意が必要です。これはどのデッキでも言えそうな気はしますが、ただIGOBしただけでは10500のゼクスが1体立つだけで相手からしたら返しのターンでいくらでも処理できてしまいます。(もちろんこれも場合によりますけど!!)
なので、最初は出来るだけIGOB+1点ダメージを与えるくらいを心がけながら動くとより良い点要求に繋がります。七尾のIGOBは前回書き忘れましたが効果を使うとなぜか相手のコスト5以下のゼクスを全てバウンスするのである程度の劣勢であれば実は結構ケアできてしまったりもします。その上で盤面からなんとなく次の相手が盤面を返してくることを想定して、『変幻機忍シンクロトロン』や次のターンの誓いをサーチして、相手のライフを叩き割ってしまいましょう。
2回目のIGOBは完全に"勝負"です。
僕のレシピでは3種類のオーバーシフトを採用しており、相手の出方次第で出すシフトを変えています。基本的には『【運命剣臨】電脳嬢デネボラ』を出していますが、盤面を完全に埋められて返せない!という時は『【機神剣臨】輝星砲G・ヴェイバトロン』で盤面を返してから戦いますし、IGOBを処理して残り1点だけどライフリカバリーをケアしたい!という時は『【機神剣臨】義誓剣G・ヴェイバトロン』で1点バーンを決めています。
シフトを出したターンで決めたいところですが、1度目のシフトで『輝星砲G・ヴェイバトロン』を出したターンは正直そのターンに倒すことをあまり想定しないほうが戦いやすいかもしれません。
逆に『電脳嬢デネボラ』か『義誓剣G・ヴェイバトロン』で決めきれないとかなり痛いです。『電脳嬢デネボラ』の場合は盤面こそ立てられているものの、デネボラで殴るターンはハンドリソースのほとんどを投げ捨てている場合がほとんどで、返しのターンを耐えられても攻めあぐねる場合が生まれてきます。『義誓剣G・ヴェイバトロン』で決められなかった場合は場のゼクスが3枚減っているので返され放題です。これで負けてしまう場合しょうがないと割り切っても良さそうです。
それ以降はもう残ったリソースを全部叩き続けます。それでダメならもう完全に息切れです。
慣れてくれば基本的に5-6リソース目でヴォイドを踏まなければ安定してライフを削れるようになってくるので、そこまでロングゲームにならないように気をつけましょう。
さて、簡単に戦い方のメモというか雑記を乗せましたが…この記事シリーズ、これで終わりではありません。
次回はこのデッキの無茶を支えてくれる頼れる仲間たちを一挙に紹介しつつ、戦う上でのアドバイスとかを乗せられたらいいなーと思っております。
もう一つのデッキも紹介したいところですが、構築が絶賛迷走中なのでした。
それでは次回。
Z/Xについては公式サイトをチェック!
CV東山奈央と巨大ロボットで始めよう!Z/X シンクロトロンのススメ①
こんにちは。
夏ももう終わりですね。涼しくなってきましたが、まだまだ蒸し暑さが続いています。
さて、このブログはベイブレードの紹介がメインとなっていますが、今回は趣向を変えて普段遊ぶTCGのデッキを紹介します。
今回紹介するのは「Z/X」より、《キラーマシーン》の「シンクロトロン」を主体とした「獅子島七尾」のデッキです。
シンクロトロンはフェイス〜ミッドレンジを展開しつつ、自分の仲間を破壊して連続攻撃する速攻アタックタイプのデッキ。
手札からターン終了時に盤面からいなくなる代わりに大量に踏み倒したり、手札が4枚以上の時により優位な効果が発揮する効果をサポートするためにドローソースが豊富に存在するのが特徴です。
まるで忍者のような素早く的確な攻撃で、相手を翻弄していきましょう!
シンクロトロンのプレイヤー『獅子島・L・七尾』
シンクロトロンを操る少女、獅子島七尾はドイツと日本のハーフの女の子。母親が忍者の家系であり、父が有名な学者ということもあってかカラクリロボットを作ることが趣味で、母譲りの忍術と自ら学んだ機械工学で開発したシンクロトロンと共に戦います。CVは東山奈央さんで、日本語に不慣れな口調と「○○デース!」という口癖が特徴ですが、どこかで聞き覚えがありますね。きっと気のせいでしょう。
!こんな人にオススメ!
・童話(バディファイト)など、味方を破壊、或いは盤面から退けて追加展開するデッキが好きな人
・変形・合体する巨大ロボットが好きな人
・友情・努力・勝利の三原則が好きな人
・忍者の方
・CV東山奈央の某デース!が好きな人
デッキレシピは↓こちら↓
https://www.zxtcg.com/deck/deck_public_view.php?/201908%2F82b8864edf8df7e34ecda40839034acd8d35856b
キーカード紹介
"忍情誓装"獅子島七尾
『七尾とシンクロトロン忍情の誓い』(以下誓い)で場に出すオーバーブーストであり、このデッキの主郭となるカードです。効果はデッキから《キラーマシーン》2枚か好きなカード1枚をサーチするというもので、そのターン攻撃するために必要なパーツを揃えたり、返しのターンで自身が倒されてもすぐに場に出せるように誓いをサーチする事ができます。
暴虐紫怨剣マスプロトロン
かつては強力すぎて禁止カードに指定されていましたが、エラッタと共に帰ってきたカードです。アタック時のリソース2リブートで、殴る一手を増やすアクセルカードです。コスト2のカードを採用しているシンクロトロンならば、自分のリソースが4でも遺憾無くその効果を発揮できるでしょう。ハンドが枯渇していればリソースリブートの代わりに1ドローができます。
変幻機忍シンクロトロン
オーバーブーストがあることで効果を発揮するヴォイドブリンガーの互換です。踏み倒しでない場合に登場した時、手札から「トロン」を持つカードをターン終了時に破壊する条件付きで場に出します。前述した『暴虐紫怨剣マスプロトロン』と組み合わせる事でこのカードをノーコストにしたり、さらなる追加攻撃の一手を呼び込むことができます。
壊蒐機械ギャザリング
1コストを支払い自分のキラーマシーンを2体破壊することで場に出すことが出来るゼクスです。一見ディンギルと同じように見えますが、最大の特徴は「攻撃後のゼクスもコストにすることができる」点です。攻撃を終えたゼクスを破壊して追加攻撃のチャンスを作ることができます。このカード自身もリブートで盤面に出るので、明確な攻撃の一手となりフィニッシャーになることも多いです。
【運命剣臨】電脳嬢デネボラ
2度目のIGOBから場に出すことができるオーバーシフトです。自分のターンにキラーマシーンのパワーを+3000する効果と、登場時にキラーマシーン1体を破壊して2枚ドローしつつ手札からキラーマシーンを1枚場に出すことができます。前述した『ギャザリング』と同じように殴り終わったゼクスを破壊して開いた盤面にさらに攻撃の一手を置くことができる上、全てのキラーマシーンが+3000されるのでパワーの高い相手にも対抗できます。フィニッシュのしやすさに深く関わるカードです。
!このデッキの強い点!
・序盤から終盤にかけてとにかく攻めに重点を置ける
・ドローソースが多いためキーカードを手札に呼び込みやすい
・IGOBで確実に次の誓いをサーチできる
・シフトが3種類もあり、場面に応じて使い分けが可能
!このデッキの弱点!
・同じ速度ないし相手の速度の方が早い場合、一つのミスで勝ち目がほぼ潰れてしまう
・デッキバウンスに弱い
・速攻で勝負を決めに行く場合、息切れするリスクがある
僕がこのデッキをお勧めする理由
とにかく「攻めるZ/X」が身につきます。ただの速攻デッキではなく、もちろん守りに入って後半攻めるといった戦い方も可能ですし、様々な攻撃パターンを熟知して、相手の予想を裏切る攻め方を研究するのが楽しみの一つといってもいいでしょう。イグニッションやライフ次第では相手に「待った」をかけることもできますし、対速攻の逃げ方もある程度勉強できます。臨機応変な対応力から攻め手も多く、決まったパターンというものが存在しないことも魅力です。
次回はターンごとの立ち回りや、紹介したカード以外の主力カードなどを紹介していきます。
では、また次回!
Z/Xについては公式サイトをチェック!
夏よりアツい!ヴァリアブルダッシュドライバーを手に入れよう!
こんにちは。
今回は、8/31にwbba.ストア限定で発売する『エースアシュラ.00M.V' 烈 氷獄Ver.』のパーツ、V'(ヴァリアブルダッシュ)ドライバーのお話をさせてください。
激アツ!ヴァリアブルダッシュ
ヴァリアブルドライバーは、『B-34 スターター ビクトリーヴァルキリー.B.V』で初登場したラバー軸のドライバーです。
極太のラバーフラット軸の先端が段のある粒状になっており、シュートする角度によって動きが大きく変わる特徴を持っています。
しかしこの粒状の部分は、使い込んでいくと徐々に削れて無くなってしまいます。
一見これは劣化のようにも思えるのですが、ヴァリアブルドライバーは違います。
なんと粒状の部分が削れるほど、ラバーの接地面が増えてより攻撃的な動きに進化していくのです!
この『覚醒』ギミックこそがヴァリアブルドライバー最大にして最高の特徴です!
後に背の高いヴァリアブルとしてエボリューションドライバーが登場してあまり陽の目を見ることはありませんでしたが、今回なんとダッシュ化しての登場です!
使い込めば使い込むほど動きがより激しくなる、共に『進化』していくような相棒のようなドライバーを、是非みなさんも手に取って欲しい!!
その思いでこの駄文を書き殴っています。
みんなマジで買おう!
GTトリプルブースターセット 総評
今回は、前回と前々回で紹介したGTトリプルブースターセットの総評記事です。
というかほぼスプリガンに言いたいことを書き殴った駄文です。時間のある方だけお付き合いください。
ロードスプリガン
強すぎるとは言いましたが、個人的に感じたのは圧倒的強さよりも「これが今の紅シュウなのか?」という不思議な感覚でした。
紅シュウがわからない人のために説明すると、シュウはアニメ「ベイブレードバースト」シリーズに登場するキャラクターの1人です。
この画像で有名ですね。CVは「カードファイト!!ヴァンガードG」の綺場シオン、「アイドルマスター SideM」の舞田類、「MCU版スパイダーマン」のピーター・パーカー(吹替)を演じている榎木淳弥さんです。
シュウは1作目「ベイブレードバースト」では主人公・バルトの幼馴染、良き友かつ最強のライバルとして登場。最強ブレーダー「四転皇」の一員でもあり、常にストイックに強さを追い求めるクールな少年でした。
しかし同じ四転皇である白鷺城ルイに完敗し、バルトと決勝の舞台で戦えず、かつバルトの急速な成長に少しずつ焦りを覚え始めます。
そして2作目「ベイブレードバースト 神(ゴッド)」では、ニューヨークのチーム「ニューヨークブルズ」に所属し活躍していましたが、フリー・デラホーヤの操るドレインファブニルに敗北しフリーに「今の神じゃ僕には勝てない」と切り捨てられます。
その後ニューヨークブルズオーナーのギルテンから「強くなりたいか」と問われ、ギルテンが裏で作り出していた最強のベイを生み出す組織「スネークピット」へと身を移し、「紅シュウは死んだ」として自らを「レッドアイ」と名乗るようになります。
しかしそれでもルイに勝つことはできず、更に自らを追い詰め自らスプリガンに身を差し出し、最強のベイ「スプリガンレクイエム」を完成させ、ルイをはじめとしたバルト達が苦戦した強敵たちをいとも容易く撃退し、バルトも撃退してみせます。
しかし最後はバルトの熱い想いに心打たれ、敗北と共に元の紅シュウへと戻りました。
そして3作目「ベイブレードバースト 超ゼツ」では、ニューヨークブルズに復帰し、墨江フブキの師匠として登場。自分と同じ道を歩みかけていた主人公の赤刃アイガを止めるために新たな力「超Zスプリガン」を提げてアイガの前に現れ、アイガを圧倒します。
スプリガンはシュウの愛機で、シュウの境遇、進化に合わせて変化、もしくは進化してきました。
2代目スプリガン「ストームスプリガン.K.U」(アニメでの登場はここから)
そんな紅シュウのスプリガンが今回再び登場すると聞いて、まず不思議に思ったことがたくさんありました。
まず、スプリガンレクイエムにかなり酷似している形態です。
スプリガンレクイエムは今まで負けてきたライバルたちすべての力を持った「全機能搭載ベイ」として登場しました。
それ以前のスプリガンはハイリスクハイリターンの側面を持ったバランスタイプベイでしたが、レクイエムはラバー搭載にタイプチェンジに左右両回転ともはや万能に近いベイだったのです。
後の超Zスプリガンはタイプチェンジ、左右両回転はそのままに超Z覚醒という新たなギミックを得ましたが、その代わりと言うべきなのかもしれませんが器用貧乏な感じに仕上がっていました。(カスタマイズすれば環境トップレベルでしたが)
その上で、今回のスプリガンを見てみましょう。
ここまでの要素で、僕の中にある仮説が浮かびました。
「ロードスプリガンは超Zスプリガンの進化ではなく、ifの姿なのではないか」
そう思う根拠としては、しっかりスプリガンではあるものの、やはりあまりにもレクイエムの要素を受け継ぎ過ぎているというところにあります。
まず、レクイエム以来のラバーが復活しました。
これは素直に喜んでいいポイントでしょう。スプリガンの特徴のアタックと持久の両立にしっかり一役買っています。
しかしどうも気になるのが、スプリガンの顔部分です。
スプリガンはだいたい右向きの顔をしていますが、レッドアイ時代の2つだけ左を向いているんですよね。(気になった方は先程の画像を見てみてください)
超Zスプリガンが出た時は闇堕ちを経てふたたび右を向いたのが成長の証だ〜なんて思っていましたが、今回また左を向いています。
そして中央の水色もスプリガンレクイエムを彷彿とさせます。
しかし再び左向きとなった表情は、超Zスプリガンのそれと同じないし酷似しています。
個人的なイメージとしては、超Zスプリガンとスプリガンレクイエムの合いの子という感じです。
ですが、スプリガンチップはハッキリと正面を向いています。
6代目ともなればついに正面を向くのもわかります。アキレスだって後継機はハッキリ前を向きましたし、ヴァルキリーだってゴッドヴァルキリー以降は正面を向いているんです。今更?と言ってもいいかもしれません。
ロードベースにレクイエムを感じ、しかしてスプリガンチップにはハッキリと進化を感じる。
このベイをシュウが使うことはおそらくないのでしょうが、どうも違和感がすごいな…と。
だとしても6代目スプリガンとしての役割はしっかり果たしているし、ドライバーのディメンションダッシュは初登場から逆ユナイトだと思っていたのですごいわかるし、何よりディメンションはアイガのドライバーなので超ゼツを経たスプリガンなのは確かなんです…それだけは、確信できる。
スプリガンだし、いいじゃん!(考えるのをやめた顔)
ドレッドバハムート
ゴッドレイヤー以来の登場となったバハムート。先述したスプリガンとは違い、かなーーーーり正統派進化を遂げました。
前代バハムート「アークバハムート」
元々アークバハムートは「ファイナルガード」と呼ばれるアビリティで、ロックの進み具合に合わせて円に近づき、防御力が向上するといったギミックを搭載していました。
しかしハッキリ変形してたか?と言われると微妙で、低速で右回転をしっかり倒すのが特徴だったように記憶しています。
それが今回、ロックの動きでハッキリと守り方が違うのはかなり高評価でした。
前半は飛び出た刃でカウンターを決め、後半は円に近づいてしっかり守る。
コンセプト通りの動きをしっかりとやるのがベイブレードにおいてなんと難しいことか。
そしてそれを実現させるカスタマイズが魅力的でした。僕は爆転シリーズのドラシエルが大好きで、ディフェンスの究極はメタルボールにありとすら思っているほどのメタルボールファンなので、オービットメタルの登場は歓喜の舞を踊りたくなったものです。
フリー回転するメタルボールの素晴らしい動きがバハムートにしっかりとディフェンス力を与えています。アトミックでもいいんですけどね。
左回転・ディフェンス・ドラゴンという今までにないコンセプトを持ったバハムート。
今回もしっかりとディフェンスに張り切っていて嬉しい限りです。
ちなみに今回のバハムートの使い手はブリント・デボイさん。CVは鳥海浩輔さん。
話題に出したアークバハムートの使い手はボア・アルカセル。CVはトリプルカウンターを決めそうな甲斐田ゆきさんです。
スラッシュドラゴン
はっきり言うと、パーツ取り以外に印象がありません。
スラッシュは優秀なベースですし、ドラゴンチップは標準的故に再録回数もとんでもないことになるのはわかってました。
滅の再録も嬉しいところです。
00も優秀なディスクですね。コアディスク界最強です。
オクタの再録は嬉しいなんてもんじゃないですよね。手に入れたかった人は多かったはず。
ただそれ以上に感想がないんですよね。
ね。
別に弱いわけではなくて、そのままである程度は相手できるくらいの力はあるんです。
ただ、他の2つに比べるとどうしても…
既存パーツしかないというもので…しょうがない。
というわけで、いろんな良いこと悪いこと言いましたが、本当にいいセットです。
各所で環境破壊セットなんて呼ばれてるだけのことはありました。
まだ始めるか悩んでいる人も、これとランチャーを買うだけで2ヶ月は遊べると思いますよ。
是非、この残りの夏をベイブレードで満喫してみませんか?
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